Bonjour! フランス人彼と、日本人の私の国際夫婦ブログです。
フランス人との国際結婚のステップや、コロナ渦でのフランス出入国について、少しでも国際カップルの皆さんのお役に立てれば...とブログを始めました。
彼の日本ビザ申請中で、まだ一緒に住めていません泣←今ここ

無事に結婚ができたわけですが、お互いの国のビザを持っていない私たちは、一緒に住むために配偶者ビザの申請をしなくてはいけません。

やっと結婚の手続きが終わって落ち着いたと思ったのに次のミッション!笑

まずは何をしたら良いのかチンプンカンプンたったので、同じような境遇の方のお役に立てれば、と私の経験をメモをしてみました。

今回私たちはフランスに住むか、日本に住むかと考えた時に日本に住む、という選択肢をしたので、「日本に配偶者を呼び寄せる配偶者ビザ」を申請することになります。

また、現在一緒に日本で住んでいる。とか、フランス人の彼がビザを持っていて、ビザの変更や更新。という形ではなく、新たにビザを新規で申請することになります。
travel_passport_visa
これが結婚の書類と違って、日本人側のやることの多さったら!笑

まぁ日本人がフランス人を日本に呼び寄せるので、こちら側が色々やることあるのは分かっているのですが、仕事をしながら書類たちを集めて...と正直大変でした。

不備なくビザが下りるかも心配でしたし、行政書士にお願いすることも考えましたが、自分たちでやったほうが次回ビザの更新の時などもステップも理解できると思ったので、今回は大変ながら自身でやってみることにしました。

正直大変だけどできるっちゃできる!という感じ。笑

まずは何をするかというと、 とにかく指定された書類を集めて、記入して、それを東京出入国在留管理局(住んでいる地域によって違うので、提出先はこちらをご確認ください(▷地方出入国在留管理官署)に提出しに行く!という流れです。

その書類たちがこちら。
在留資格変更許可申請(日本人の配偶者)

わかりやすくリスト化した目次がこちら。


1. 在留資格変更許可申請書 1通

これがメイン1となる資料です。(書くところたくさん...汗)
在留資格変更許可申請書

この申請書は淡々と記載すれば問題ないので、書くところは多いですがわりとすぐ書ける気がします。

こちらのサイトは書き方が細かく記載されており、とても参考になりました。
記入例

2.写真(縦4cm×横3cm)1枚


ビザを申請する配偶者の写真(縦4cm×横3cm)×1枚の裏に名前を書いて1の申請書に貼り付けます。


3.日本人の方の戸籍謄本 1通


これは配偶者の名前が記載してあるものが必要です。


4.フランスから発行された結婚証明書 1通

これは役所から発行された「CERTIFICAT DE CELEBRATION CIVIL」です。
そして、自分で訳したものも一緒に用意します。


5.日本での滞在費用を証明する資料

これは、配偶者が日本で暮らしていける分だけのお金はありますよ、と証明するものです。

サイトには直近1年分の住民課税証明書or納税証明書、預金通帳の写し、などありましたが、
私は
・住民課税証明書
・銀行に発行してもらった残高証明書
を提出しました。


6.配偶者(日本人)の方の身元保証書(PDF)1通


これは呼び寄せる配偶者の日本に滞在するお金などを保証しますよ〜という保証人になる証明になります。
サイトには「身元保証人には,日本に居住する配偶者(日本人)の方になっていただきます。」と書いてありますが、私と、念のために母親にも記載してもらい、2通提出しました。
身元保証書


7.配偶者(日本人)の方の住民票1通


配偶者(日本人)の方の住民票(世帯全員の記載のあるもの) 1通
※個人番号(マイナンバー)については省略し,他の事項については省略のないものとするようお願いします。
※発行日から3か月以内のものを提出して下さい。


8. 質問書1通

質問書
これがとても大変でした。
難しかった部分だけピックアップして書きます。
・2(1)②  
初めて出会ってから入籍までの経緯を記入するのですが、全て年表にしてなるべく細かく記入しました。
そのため「別紙参照」と記載し、別紙2ページほどに出会い、旅行、両親に合わせた日などの詳細を記入し、それに関する写真やラインの履歴などを9のスナップ写真に添付しました。

こちらもこのサイトの記入例がわかりやすく参考にしました。
記入例


9.スナップ写真

サイトには、
「スナップ写真(夫婦で写っており,容姿がはっきり確認できるもの・アプリ加工したものは不可。)2~3葉」
と記載してありますが、これはあればあるだけいいと思います。

旅行に行ったもの、お互いの両親と一緒に写ったもの、友達と写ったものetc.
私は8の質問書で書いた出会いから結婚までに経緯の年表に関連したものを、照らし合わせできるように別紙で作成し、トータル10枚分、写真40枚くらいの資料を作り提出しました。

これは「この結婚が偽装でなく、ビザの為の結婚でないこと」を証明するものなので、二人のラブラブな写真、ラインやメールのやり取りなど、恥ずかしげもなくバンバン出すことをお勧めします。


10.返信用封筒

自分の住所を明記し、404円分の切手を貼ったものを用意します。


11.パスポート


これは身分証明のための自分のパスポートですね。
一応原本と念のためコピーを持って行きました。



以上が配偶者ビザを申請するのに必要なものになりますが、大事なのは「このビザが偽装ではないこと」を証明することなので、なるべく細かく、間違いなく、記載することが重要です。

分からないことは遠慮なく電話で入国管理局に問い合わせていました。(彼の日本の出入国記録など、パスポートを新しくして昔の記録がないのではっきりとした日程がわからないことなど)


長くなってしまいましたが、これで配偶者ビザは出してもらえるのでしょうか。
次回は「いざ、入国管理局へ!」の回です。

やーっとフランスで結婚したぞー!とホッとしたのもつかの間。
次は結婚したことを婚姻成立後3ヶ月以内に日本の役所に申請する必要があります。

私たちは大使館が近かったので、直接大使館へ書類を持ち込み、大使館から日本の役所に申請してもらうステップを選びました。
(自分で日本に書類を持ち帰って申請する方法の方が早いそうですが、帰国後隔離もありましたし、よくわからなかったので確実に対応してくれる大使館提出を選びました。)

結婚前の日本にいる時点で、記入できるところは全て記入し、メールで大使館の方に確認してもらいました。

その際に必要なものをまとめます。


①婚姻届 2通


これは日本人同士が結婚するのにも必要な書類ですね。

ただし!今回は違います!日本の役所で貰える婚姻届ではダメなのです!


私は日本の市役所で貰える婚姻届を記入し、友達に証人記入をしてもらい、それをメールで確認してもらったら、「大使館のHPでダウンロードできる用紙に記入してください。(にっこり)」と言われてしまいました。

それにフランスですでに結婚が成立していて、日本には報告できるから証人もいらないそう。
「でも、何となく気も引き締まりますし、証人欄は記入してあっても良いですか?」
と聞いたら、ダメなんだそう。なぜ?笑

なので、ちゃんと大使館HPからダウンロードした紙に書き直しました。ちぇっ。
2通必要なので要注意!

婚姻届
婚姻届記入例


②婚姻証明書(COPIE INTEGRALE D'ACTE DE MARIAGE) 2通

これはフランスの役所で結婚した時にもらえます。
1つは原本、もう一つはコピーで大丈夫です。


結婚した時にLivret de Famille(家族本)も貰えるのですが、これではNGなので注意しましょう。


③婚姻証明書の同和訳文 2通

これは②を和訳したものです。

書籍ダウンロード
記入例


④外国人配偶者の国籍を証明する書類

これはパスポートですね。
配偶者のパスポートをコピーしたものと、一応原本も持って行きました。


⑤上記④の同和訳文 2通


④のパスポートを訳したものを提出します。
フォーマット
記入例


⑥日本人配偶者の戸籍藤本 2通
⑦日本人旅券コピー


これは私のですね。一応全部2通ずつ持って行きました。


⑧フランス滞在許可証


私たちは結婚後日本に住む予定だったので、こちらは不要でした
以上が必要な書類で、大使館に持って行く前に全てメール添付で確認してもらってから提出しました。

日本の役所に承認されて、戸籍に彼の名前が記載されるまで、約1ヶ月かかると言われましたが、ちょうど1ヶ月で記載されました。

名前全部カタカナで記載されるので、婚姻届に書くフランス人の名前に注意してください。
(オリヴィエかオリビエか、など)


さてー!


フランスで結婚して、日本にも報告して、これで終わり...ではなく!


ここから、日本で生活するための配偶者ビザの申請(これがめちゃ大変だった...白目)や、苗字はどうする問題もあります。


引き続き手続き説明ばかりになりますが、ご覧くださいませー!



今までのブログでフランスで結婚するための準備について書きましたが(下記参照)

フランス人との結婚①日本で準備するもの〜戸籍謄本とアポスティーユ〜

▷フランス人と結婚②必要書類〜大使館に提出するもの〜


大使館で出来た書類を彼に取りに行ってもらい、フランスの市役所に提出し、婚姻の日取りを決めて...
さぁ!いざフランスへ!というのが

フランス入国に必要な物

になります。

正直日本での書類集めなどは私が全て集めましたが、フランスでの書類や市役所とのやりとりは彼に全て任せていたので、ここに書き留められずすみません!←急に投げやり笑


フランスでは市長の前で結婚の宣誓をして、サインをして、結婚したことが認められるので、その日付が決まってから飛行機のチケットを購入しました。


宣誓なので、結婚式ではないのですが、この時に合わせて結婚式をする方が多いそうです。

wedding_couple

ただ、私はコロナ渦でしたし、式をする予定もなかったのでドレスは着ておらず、ちょっとオシャレ着くらいで参加しました。

(この時、一応服を合わせたくて彼に白シャツとベージュのパンツ持ってきてね、と伝えたのに何を間違ったのか花柄のシャツに黒いパンツを持ってきて、こいつー!(イラっ)としたのは今では良い思い出です笑)


彼の家族、保証人、お友達が集まってくれて、皆さんに見守られながら宣誓ができてとても幸せでした。

この時、市長が私たちのためにスピーチを読んでくれたのですが
「オリンピック、柔道はフランスが金を取りました!次のオリンピックはパリだからその時は日本が金取れるといいねー!ふふふ!」とユーモアを交えながら読んでくださり、とっても和やかな宣誓の時間でした。



やっとフランスで正式な夫婦になれたー!

と、思いきや。


まだまだ手続きは続きます。笑


今度は日本に結婚したことを申請する必要があるのです。
今回結婚をするためにフランスに来たので、私は帰国する必要があります。
(まだ一緒に住めない。泣)


方法は2つ。


①フランスにある日本の大使館に書類を提出して、大使館から日本の市役所に申請する方法。
②日本に戻って自分で市役所に申請する方法


①は戸籍に彼の名前が載るまで約1ヶ月かかるそう。
早く受理されるのは②

でも私は
・日本に帰国したら2週間の自主隔離があったこと、
・帰国してからまた大使館や市役所とやりとりをして書類を進めるのが面倒だったこと
・大使館が近くだったので、直接書類が持ち込めること
この3つの理由で、①のフランスにある大使館に申請することにしました。


この書類がまだ書くものがたくさんあるんです泣

そのお話はまた次のブログにて。




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